何も考えずに楽しめる!映画『マスク』の魅力とは?

1994年に公開された映画『マスク』は、コメディ映画の金字塔ともいえる一本。主演のジム・キャリーが圧倒的なエネルギーで演じるスタンリー・イプキス/ザ・マスクのキャラクターは、一度見たら忘れられないほど強烈。

まるでアニメの世界がそのまま実写になったようなドタバタ劇と、ジム・キャリーの顔芸、CGを駆使した超人的なアクションが魅力。難しいことは考えず、ただひたすらに笑えて楽しめる作品。今回はそんな『マスク』のあらすじや見どころ、おすすめポイントを紹介!


あらすじ:ダメ男が仮面をつけると…?

主人公はスタンリー・イプキス(ジム・キャリー)。真面目で優しいけれど、どこか冴えない銀行員。恋愛も仕事もうまくいかず、上司には怒られ、街のチンピラにはバカにされる日々。

ある日、川で不思議な仮面を拾ったスタンリー。興味本位で顔につけた瞬間、仮面が吸い付くように顔に張り付き、竜巻のようなエネルギーが発生!目が覚めると、そこには緑色の顔をした怪人「ザ・マスク」が誕生していた。

ザ・マスクになったスタンリーは、まるでアニメキャラのように自由自在に変身し、現実離れした動きを繰り広げる。普段の自分では絶対にできない大胆な行動や、ド派手なイタズラを連発。街中を騒がせる存在に。

しかし、その仮面には“ある秘密”が隠されていた…。


見どころ:とにかくぶっ飛んでる!

1. ジム・キャリーの全力顔芸と演技

『マスク』といえば、何といってもジム・キャリーの驚異的な顔芸とハイテンションな演技。もともとゴム人間のような表情を持つ彼が、特殊メイクとCGでさらにぶっ飛んだキャラクターを演じている。

例えば、目をギョロっと飛び出させたり、舌をくるくる巻いたり、体の形を自由自在に変えたり…まさにアニメの世界が実写になったような動き。ここまで体当たりの演技ができる俳優は、ジム・キャリー以外にいないかも?

2. シュールなギャグとユーモア

ドタバタ劇の中にも、ブラックユーモアや大人向けのジョークが散りばめられているのも魅力。例えば、悪党相手に「死刑!」と大げさに叫んでおいて、次の瞬間にはオーバーリアクションで爆笑を誘う場面など、シュールな笑いがクセになる。

ザ・マスクがノリノリでダンスを始めたり、警察に追われながらもふざけ倒したりするシーンも見逃せない。映画全体が、まるでひとつのコントのような構成になっていて、最後まで飽きずに楽しめる。

3. ワンコが有能すぎる!マイロの活躍

スタンリーの飼い犬・マイロも、この映画の重要なキャラクター。見た目はかわいい小型犬だけど、その頭の良さは驚き。ときにはスタンリーを助け、ときにはマスクをかぶって大活躍!

特に、マイロが仮面をつけたシーンは必見。ちょこまか動き回りながら、人間顔負けのアクションを披露する姿に、思わず笑ってしまうはず。マイロの健気さも相まって、彼の登場シーンはどれも癒し効果抜群!

4. キャメロン・ディアスの圧倒的な美しさ

本作で映画デビューを果たしたキャメロン・ディアス。彼女が演じるティナ・カーライルは、まさに「一目惚れするレベルの美女」。

特に、劇中で彼女が歌って踊るシーンは、あまりの美しさに目を奪われること間違いなし。スタンリー(マスク)のデレデレっぷりにも共感してしまうはず。


こんな人におすすめ!

✅ 笑いたい気分のとき

『マスク』は、細かいストーリーを気にせず、ただただ笑って楽しめる映画。ジム・キャリーのハチャメチャな演技を見ていると、どんなに気分が落ち込んでいても元気をもらえるはず。

✅ アニメ的な表現が好きな人

CGと特殊メイクを駆使したアニメ風の表現が満載。キャラクターが誇張された動きをしたり、突然カートゥーン風のリアクションをしたり…そういうユーモアが好きなら絶対ハマる!

✅ 犬好きな人

マイロの活躍がとにかく可愛くて、犬好きにはたまらないポイント。頭がよくてお茶目なワンコの姿に、映画を見終わる頃にはマイロのファンになっているかも?


まとめ:『マスク』はシンプルに楽しい!

『マスク』は、難しいことを考えずにひたすら笑える映画。ストーリー自体はシンプルだけど、そのぶん、ジム・キャリーの圧倒的な演技とビジュアル表現の面白さを存分に楽しめる。

日常のストレスを忘れたいとき、思いっきり笑いたいとき、何も考えずに映画を楽しみたいときにピッタリの一本。

まだ観たことがないなら、ぜひ一度チェックしてみてほしい!