沖縄のソウルフード ポークたまごおにぎり

沖縄のコンビニや専門店でよく見かける「ポークたまごおにぎり」。スパム(ポークランチョンミート)とふんわり焼いた卵を、ご飯と海苔で包んだシンプルな料理だけれど、その美味しさにハマる人が続出。具材の組み合わせ次第でアレンジも自由自在。沖縄に行かなくても作れるので、自宅で気軽に楽しんでみませんか?


ポークたまごおにぎりとは?

ポークたまごおにぎり、略して「ポーたま」は、沖縄の定番軽食のひとつ。スパムと卵焼きをご飯と海苔で包むだけなのに、食べ応え抜群で、一度食べるとクセになる美味しさ。コンビニや専門店でも販売されていて、観光客にも人気がある一品。

沖縄で親しまれる理由

沖縄では、スパムはとても身近な食材。戦後のアメリカ文化の影響で広まり、今では家庭料理にも欠かせない存在に。そんなスパムを活用した「ポークたまごおにぎり」は、簡単に作れて満足感もあるため、沖縄の人たちに愛され続けている。

いろいろなバリエーションが楽しめる

基本の「スパム+卵焼き」に、沖縄らしいトッピングを加えるのも人気。例えば…

  • 油みそ(甘じょっぱい味噌だれ)
  • 昆布の佃煮(旨味たっぷりの甘辛い昆布)
  • 明太マヨ(ピリッと辛い明太子+まろやかマヨ)
  • ゴーヤの天ぷら(ほろ苦さがアクセントに)

組み合わせ次第で、無限に広がるおいしさ。


ポークたまごおにぎりの作り方

材料(4個分)

  • ご飯 … 1個につき100~110g
  • 海苔 … 1/2枚×4
  • スパム … 4枚(厚さ1cm弱)
  • 卵 … 4個
  • 油 … 少々(卵焼き用)
  • 塩 … 少々(卵焼き用)

お好みのトッピング(例)

  • 油みそ … 小さじ1~2
  • 昆布の佃煮 … 適量
  • 明太マヨ … 明太子小さじ1+マヨネーズ小さじ1
  • レタス … 適量

1. スパムを焼く

スパムを1cm弱の厚さに切り、フライパンでこんがりと焼く。余分な油が気になる場合は、キッチンペーパーで軽くふき取る。

2. 卵焼きを作る

卵を溶き、塩を少し加えて混ぜる。熱したフライパンに薄く油を引き、一気に流し入れてスクランブル状に。半熟になったら4等分にし、スパムのサイズに合わせて折りたたむ。

3. 海苔の上にご飯をのせる

半分に切った海苔を広げ、中央にご飯を敷き詰める。このとき、軽く押し固めておくと食べやすい。

4. 具材を重ねる

スパム、卵焼きを順にのせ、お好みのトッピングを追加。油みそや昆布の佃煮は、味のアクセントになっておすすめ。

5. 海苔を折りたたむ

具材をのせたら、手前の海苔を持ち上げ、向こう側へ折りたたむ。形を整えながら、軽く押さえるときれいに仕上がる。

6. 完成!

お好みでラップで包み、少しなじませるとまとまりやすい。そのまま食べても、半分にカットしてもOK。


ポークたまごおにぎりをもっと楽しむアレンジ

1. 甘じょっぱい「油みそポーたま」

沖縄の定番調味料「油みそ」をプラス。ひき肉と味噌、砂糖、みりんを煮詰めた甘じょっぱいタレが、スパムの塩気と相性抜群。

2. 旨味たっぷり「昆布ポーたま」

ご飯に昆布の佃煮を挟むと、しっかりとした旨味が加わり、味に深みが出る。

3. ピリ辛「明太マヨポーたま」

明太子とマヨネーズを混ぜた「明太マヨ」をプラス。スパムの塩気と、まろやかなコクが絶妙なバランスに。

4. エスニック風「スイートチリポーたま」

スイートチリソースをかけて、スパイシーなアレンジ。シャキシャキのレタスや玉ねぎを加えると、さっぱりと食べられる。


まとめ

ポークたまごおにぎりは、沖縄の定番グルメとして親しまれているシンプルで美味しい一品。スパムと卵焼きを海苔とご飯で包むだけで、手軽に作れるのが魅力。

お好みのトッピングを加えれば、自分好みのアレンジも楽しめるので、いろいろ試してみてください。朝ごはんやお弁当、おやつにもぴったりな「ポーたま」、ぜひ作ってみてください!